Q1.私の家の給水管に鉛管が使用されているか調査してもらえますか?
A1.はい、調査します。お問い合わせの際は、水道メーター計量の際に発行している『使用水量のお知らせ』などに記載されている「水栓番号」をお伝えください。
問い合わせ先:給水維持課給水係 0857-53-7934
Q2.「長期間留守にしたときの使い始めの水は、念のためバケツ1杯程度の水を飲用以外の用途に使用されることをお勧めします」とはどうしてですか?
A2.給水管に鉛管が使用されている場合、長期間水道を使用しない状態が続くと、微量ですが水質基準を超える鉛が溶け出す恐れがあります。また、消毒に必要な残留塩素の濃度が低くなることがありますので、使い始めは念のためにバケツ1杯程度(約10リットル)の水を、飲料水や調理以外(トイレや洗濯など)に使用していただくようお勧めしています。
Q3.鉛管はどの部分に使われていますか?
A3.宅地側に鉛管が使用されている場合のほとんどが、水道メーターから1m程度の部分になります。
Q4.鉛管はなぜ使用されていたのですか?
A4.鉛管は、さびにくく柔軟で加工がしやすいため、古くから全国的に使用されていました。鳥取市では昭和58年から鉛管に代わる材料として、硬質塩化ビニール管やポリエチレン管などが使用されています。
Q5.鉛管の取り替え工事をしてもらえますか?
A5.宅地内の給水管は使用者(所有者)の財産であり、取り替え工事は使用者(所有者)のご負担で行っていただく必要があります。なお、工事については水道局指定給水装置工事事業者へ依頼してください。
Q6.宅地内の鉛管を取り替えるのにどのくらい費用がかかりますか?
Q7.水道局は鉛管に関して、どのような取り組みを行っていますか?
A7.配水管からメーターまでの鉛管の解消を図るため、取り替え工事を計画的に行っています。また、鉛が溶け出しにくいように、水道水のpHを7.2~7.5程度に調整しています。
Q8.鉛成分を除去する浄水器はありますか?
A8.鉛成分を低減する浄水器は市販されています。詳しくはメーカー等にお問い合わせください。
Q9.水道水における鉛の水質基準はどうなっていますか?
A9.水道水における水質基準は、「毎日飲み続けても健康に問題ない基準」として、平成4年に0.1mg/リットルから0.05mg/リットル以下に改定されました。さらに、鉛濃度の一層の低減化推進のため、平成15年4月から0.01mg/リットル以下に強化されています。