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 水道において全国規模では初めての参集訓練となる、日本水道協会※が静岡市で実施した全国地震緊急訓練平成30年度応援訓練に、本市職員を鳥取県支部の一員として派遣しました。

※日本水道協会 水道施設の整備を促進し、安全で安定した水道水の供給を確保するため、事業経営・技術に関する調査研究、研修、給水器具の品質認証、広報活動などを行う公益社団法人。7地方支部(北海道・東北・関東・中部・関西・中国四国・九州)、46都府県支部、5北海道地区協議会で組織される。現在、正会員(水道を経営する者)として1,359事業体が加盟しており、本市は、中国四国地方支部鳥取県支部に所属。

1 全国地震緊急時訓練平成30年度応援訓練について

(1)訓練概要

 南海トラフ巨大地震や首都直下地震等の発生が懸念される中、これら大規模災害時においても、国民生活や社会経済活動に必要不可欠なインフラである水道には迅速な対応が求められている。
日本水道協会では、会員水道事業体相互の応援ルールを定めた手引きに基づき、全国の会員の協力のもと災害発生時の応援活動を実施しているが、関係者間の連携を一層強化するとともに、災害対応能力の更なる向上等を図るため、手引きに基づく応援体制・受援体制の確認及び手引きの実効性を検証するため、全国の参集訓練等を実施する。

(2)被害想定

 静岡市域を震源とする大地震の発生により、静岡市内において大規模な断水が発生

(3)訓練実施日

 平成30年11月6日(火曜日)、7日(水曜日)

(4)訓練の参加規模

  1. 参加事業体数
    62事業体
  2. 参加人数
     260人(視察者除く。)
  3. 給水車
    56台
  4. サポートカー
    53台

(5)訓練内容

 応急給水、応急復旧など


 

全国各地から会場のツインメッセ静岡に集結した給水車(左)と事業体職員(右)
鳥取県支部は応急給水訓練(左)を行いましたが、会場では応急復旧訓練(右)も実施されました。

2 鳥取県支部の派遣概要について

鳥取県支部として1班4人を派遣し、6・7日には静岡市内で応急給水を、5日に京都市、7日に名古屋市の中継水道事業体活用を実施しました。

(1)派遣期間

  平成30年11月5日(月曜日)から同月8日(木曜日)まで

(2)派遣職員

  4人(鳥取市2人、米子市2人)

(3)派遣車両

  2,000L給水車1台(米子市)、サポートカー1台(鳥取市)


 

鳥取市水道局での出発式(5日)
応急給水作業