水道事業は、市などの税金で運営されている一般会計とは異なり、皆さんからお支払いいただく水道料金で事業運営する企業会計で行っています。

 

 令和8年度予算の財政規模は、収益的支出と資本的支出を合わせた90億2900万円で、前年度より2億8300万円(対前年度比3.2%)の増額となります。

 事業の運営や施設の管理に関わる収益的支出は、50億4900万円を計上し、前年度より5200万円(対前年度比1.0%)の増額、施設の新設や改良に関わる資本的支出は、39億8000万円を計上し、前年度より2億3100万円(対前年度比6.2%)の増額となります。

 今後も、水道局では本市水道事業の具体的施策を定めた長期経営構想(2025-2035)(令和7年策定)に基づいた健全な経営に取り組み、安全な水道水の安定供給に努めていきます。

 

令和8年度の主な事業 

水道施設の新設や改良に関する事業は、大きく分けて次のとおりです。

【配水施設整備事業】事業費:2億1745万円
         基幹管路の耐震化(布設替え)や配水管網の整備などを行います。

●管路更新(耐震化)計画に基づき、江山浄水場から徳尾配水池に至る送水管の耐震化を前年度に引き続き行います。(古海地区)

●安定給水を行うための配水管網整備を行います。(古海地区)

【地域水道整備事業】事業費:6億2843万円
   統合した簡易水道給水区域の施設統廃合や整備を行います。 

●気高町会下地域の水道施設統廃合を行う計画に基づき、新設する配水池までの管路整備を行います。

●佐治町口佐治地域に新設する配水池の用地造成などを行います。

●鹿野浄水場に、ろ過設備を整備するための用地造成などを行います。

 

【配水管等改良事業】事業費:13億232万円
   震災時応急給水拠点の整備や老朽管の更新などを行います。 

●応急給水施設・拠点として整備する国府町総合支所、鳥取県立盲学校、宮ノ下小学校に至るまでの、管路の耐震化を行います。

●赤水の発生や、破損事故が起こりやすい鋳鉄管などの老朽管を耐震管へ布設替えする事業を継続して行います。

【諸施設整備事業】事業費:4億4444万円
   通信設備、電気設備、機械設備、測定装置の更新などを行います。 

●江山浄水場などから各水道施設を遠方監視するための通信設備の改良や、上町配水地緊急遮断弁を操作するための電気設備の取り替えを行います。

●ポンプなどの機械設備、塩素を注入するための滅菌設備、水位計などの測定装置の取り替えを行います。

 

その他の主な取り組みは次のとおりです。

 お届けする水道水安全性を確保するための水質検査や、水道水を無駄なく安定供給するための各施設の維持管理・修理公道漏水調査・修理、水道事業に理解を深めていただくための広報活動(水道局だより、ホームページ等)の推進などの取り組みを継続して行います。

令和8年度予算

収益的収支の用語

  • 長期前受金戻入:施設の新設や改良をする際に交付を受けた補助金等の減価償却費相当分を収益として計上したもの。
  • 減価償却費:施設の新設や改良に支払ったお金を、定められた耐用年数に応じて毎年費用化したもの。この費用は内部留保資金となり、企業債元金の返済と施設の新設や改良をするための資金になります。
  • 資産減耗費:施設を廃棄する場合、減価償却後の残存価格を費用として計上したもの。
  • 原水・浄水費:原水(天然の水)を水道水にするための費用。
  • 配水・給水費:お客さまの所まで水道水を送るための費用。
  • 業務・総係費:水道メーターの計量、料金の徴収、窓口のサービスなどの費用。
  • 支払利息:企業債(借入金)の利息。

資本的収支の用語

  • 企業債:施設の新設や改良をするための借入金。地方公営企業の場合、施設整備の資金は主に企業債で調達します。借入金は一定の期間(数年~数十年)で返済していきます。

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